シネフィルmonk

コンテイジョンのシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

コンテイジョン(2011年製作の映画)
4.0
昔、映画館で観たときは映像の世界のことと高をくくっていたことがいま現実社会で起こってます。9年前に、いま世界中の脅威となっているコロナウイルス感染症の恐怖とパニックを予見したように描いたこの作品をGW中に再鑑賞しました。

題名のContagionは「接触感染」。香港発の新型ウィルスがまたたくまに香港、ロンドン、東京、それにアメリカの都市から一気に世界中に蔓延していき多くの感染者の死亡が伝えられ、有効な手立てがない状況の中、米国疾病対策センター(CDC)は感染地区にドクターを送り込み、世界保健機関(WHO)はウイルスの起源を突き止めようとするが、人々の疑心暗鬼は深まり食料やワクチンを求めてパニックとなる…。

パンデミックやロックアウトなどの言葉も飛び交い、気味が悪いくらい似たいまの現状が、映画のような展開にならないことを願いながら📮しました。マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレットら豪華俳優出演、映画としても見応えあり、考えさせられます。

※再鑑賞して内容を加筆、修正しました
シネフィルmonk

シネフィルmonk