momonomama

コンテイジョンのmomonomamaのネタバレレビュー・内容・結末

コンテイジョン(2011年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2011年 アメリカ
監督 スティーブン・ソダーバーグ
マット・デイモン、ケイト・ウィンスレット、ローレンス・フィッシュバーン
=========================
<再視聴レビュー>

世の中がコロナに振り回されて外出自粛ムードの中、暇な暇な日曜日の昼下がりに掃除もせずに観ました。
昔、一度観てるんだけど、今のご時世にドンピシャで「予見してたかのような映画」ってことで人気になってると聞き、再視聴。ネットフリックスで観たんだけど、堂々の1位でした(笑
いやぁぁぁ、平穏な時に観たからか、大丈夫か?ってくらいに中身覚えてませんでした。
なんとなく覚えてるのはローレンス・フィッシュバーンがエエ味出してたのと、ジュード・ロウがガーガーうるさく変な防護服着てたってとこ(笑
そして、マット・デイモンがかわいそうだったってこと。

何故、覚えてなかったのか。
あまりにも展開がたんたんとしてたんですね。ドキュメンタリーっぽくパンデミックを描いているので、平和な時に観てもあまり響かなかったんでしょうかね。

原題Contagionは伝染、感染、接触感染って意味。そのまんま。
ミッチ(マット・デイモン)の妻、ベス(グウィネス・パルトロー)が香港出張から戻った後に体調を崩して謎の病気で発作を起こし、死んでしまう。息子も同様にってことで凄い致死率だとここで判る。
ベスがシカゴに立ち寄ってた、そして香港で接触したウクライナ人とか日本人とかに感染してたことで全世界的に一気にウィルスが広まったってことでものすごい感染力ってことがここで判る。

そしてCDCがワクチンを開発したりWHOが感染源を突き止めたりっていう作業をドキュメンタリーちっくに描いている。
このメインの筋にミッチやチーヴァー(ローレンス・フィッシュバーン)やブロガーのアラン(ジュード・ロウ)が絡み、パンデミックやデマ拡散によるスーパーでの買い占めや全然関係ない薬にみんなが殺到するとか、挙句に町から脱出する話等々、今に通じるシーンがあって面白いってか怖い。

今に通じるといえば「人は1日に2000~3000回、顔を触ります」「大切なのは手洗いうがい」とか「R0 基本再生産数」とか「クラスター対策」とか「都市封鎖」に「学校休校」「経済はどうなるの?」「子供は誰がみるの?」など、今だからこそピンとくる話。

怖い怖いです。

オープニング、ベスがシカゴにいるシーンがDay2として描かれています。中盤で、WHOのお姉さんがベスが感染源だと決定づけてましたが、どうやってベスがウィルスに感染したのか。
それはラストに種明かしされていましたネ。コウモリが食べたバナナを豚が食べ、その豚を調理した料理人とベスが握手をしていた。

ん?
ひとの感染源は料理人じゃないの?
あれ?
わかんない(笑

ラストはわかんなかったけど、怖いくらいに面白かった。
次は「感染列島」を観てみよう(笑
この作品ほどリアルに描き切れてない可能性が高いが(笑
あと、同じくネフリでやってる「パンデミック」こちらはもろにドキュメンタリーらしい。観てみよう。

そして、、、、
海軍少尉役でブライアン・クランストンが出てました。ブレイキング・バッドのウォルターですよ、超ビックリ。全く気付かなかった。気づかないってのが凄いですが。

(2020.4.5)

=========================
<1回目のレビュー>

物語はなぜか2日目から始まり、静かに淡々と進んでいきます。
そう、静かに恐ろしい新種のウィルスが世界各地に広まっていくのです。
今の世の中、地球レベルで人や物が行き来してるんだから、新種のウィルスを水際で止めるなんて無理っぽですよね(昔、SARSとか何たらとかで日本も水際作戦とかやってはりましたが)

そして、まぁありきたりですが新種のウィルスを撃破するワクチンを作りだし、静かに収束する、、、、とね。


モーフィアス、、、じゃねぇわ、ローレンス・フィッシュバーンがまた出てました。なかなかいいアジ出してましたね。

(2015年視聴)
momonomama

momonomama