ちゅん

コンテイジョンのちゅんのレビュー・感想・評価

コンテイジョン(2011年製作の映画)
3.7
コロナ禍の今だからこそ観るべき作品。

もう9年も前の作品なのに、クラスターやロックダウン、ソーシャルディスタンスなど今まさに起きていることがまるで未来を見たかのように描かれていて驚かされる。

ウイルスそのものよりそれによって引き起こされるパニックの方が社会全体に与える影響は大きいし、それは時としてデマによるものだけど、こういう状況でそういうデマを流す人の神経を疑っちゃう。
人間危機的状況の時ほど何かに縋りたくなるものだから、冷静に状況を把握して情報を取捨選択しないといけないなぁと思わされたな。

これ観終わった後に今の世界はコロナをだいぶ抑えられてるなって感じたけど、実はそれすら情報に踊らされてるだけで、自分の知らないところで世界はこんな感じになっているかもしれないって考えたらゾッとした。
よく言われてることだけど、やっぱり地球にとってのウイルスは人間で、ワクチンこそがコロナなのかもしれないね。
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