鈴木徹

コンテイジョンの鈴木徹のレビュー・感想・評価

コンテイジョン(2011年製作の映画)
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評価できない。ありえないファンタジーにリアルが追いついちゃった。

得体の知れないウィルスが拡散しちゃってパニックになるのはまずバイオハザードとかのゾンビ映画が連想されるけど、ゾンビ映画と決定的に違うのは訳わかんない行動するアホが出てこない。人間の知力と感情を踏まえた上での行動に終始して、それでも食い止められないのがすごい好印象。そこで引く要素はない。

ここまで予測できたんだなと思った。それでもここまで拡大しちゃったんだなと思った。

作品的な評価って無理だと思うんだけど、どこまでいっても出てくるキャラは人間だったのが感動した。キャラクターでは済まされない、人間。こんな人が現実にいるから成り立ってるというか。
これも現実世界とリンクしてるからなのか?ちょっと近くにいる身ならではの意見かも。
鈴木徹

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