NAO141

コンテイジョンのNAO141のレビュー・感想・評価

コンテイジョン(2011年製作の映画)
3.4
手を洗いたい…。
きちんと手を洗いたい…。
そう思わせてくれる映画です苦笑
冒頭「Day2」から始まるわけですが、ラスト「Day1」つまり感染源(感染ルート)がわかる形で終わる所が良かったです…が、やはり怖いですね。

この映画だけでなく、最近ウイルスに関する本をいろいろと読んでみました。
ここ100年で新しいウイルスがどんどん見つかっているようですが、ウイルスはもともと地球上に数多く存在していたようです。そこに人類がものすごいスピードで侵食してしまった。
野生動物とウイルスのある種の調和に人類が突然入って来てしまった。すると今度はウイルスが人類社会に侵食してきてしまう、これが「今」なんですね…。

世界的流行な「パンデミック」に加え、いま人類は情報過多な社会によるデマなどに惑わされる「インフォデミック」にも直面しています。
「インフォデミック」も「パンデミック」と同じ、つまりは誰と誰がどこでつながっていたか、つまり関係性が大きく影響するわけですね。
最近研究者たちはウイルスとの戦いは同時に情報との戦いでもあると警鐘を鳴らしているようです。

正しいことを知らないといけないですね。ウイルスとも戦って、情報とも戦って、人類はまた新たな脅威、局面に立たされているとこの映画を観たり本を読んで改めて痛感しています…。

家に帰ったら手洗いをしっかりとしましょうね!!
NAO141

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