いま、普通だと思っているこの暮らし。
それが、違う境遇に置かれた人から見たら、奇跡的に素晴らしいもののように映るかもしれない。
北朝鮮の悲惨な状況は、ニュースなどで見ているからわかっているような気になっていたけど、本当は直視したくなくて考えないようにしていたような気もする。
彼らの生活は、過酷で悲惨だ。希望もない。
この映画はそんな真実を伝えている。そう思う。
所属する人員に絶望を抱かせる組織のリーダーを僕は憎む。
組織とは、国家であり地域であり企業でありプロジェクトであり家族であり世界でもある。そんなことも思う。
(2011年鑑賞時の殴り書き)