Jaya

けんかえれじいのJayaのネタバレレビュー・内容・結末

けんかえれじい(1966年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

オトコ南部麒六のバンカラ青春コメディのお話。ポコチンでピアノを弾く麒六の一瞬の満足げな顔が印象的。チンコネタ多いけど、そういう年頃ですからねえ。

麒六が名演でした。すっとぼけた立ち居振る舞いやセリフ回しがクスリとさせられる雰囲気を作り出していたように。画面もノワール的に凝ってるところが多かったり。ケンカアクションも楽しい。

ただ話の方は無理矢理詰め込んだみたいで、あいつどこ行ったの…?という人が多かったです。終盤の怒涛の展開には閉口。結婚できない体ってなんじゃ…。

行進のシーンも暗喩なんでしょうが、何だかなあ。「二・二六編へ続く!」みたいなラスト。そりゃないぜ。

技術はシッカリしてるバカ映画で、想像していた以上にキッチリ楽しめた作品でした。
Jaya

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