シェー・ミャオ大好きでX上でも#ミャオ活している私でも、第一印象パケ画とタイトルで「おもろいんかいな?」となかなか手が出ない作品でした。
ところがどっこい割としっかりとしたアクション時代劇で、そんなにめちゃくちゃトンチキな作品ではないです。
(いや、でも最後の展開を考えるとやっぱりトンチキかな?個人的には許せるトンチキ?)
原題の「狂虎危城」の通り、ウイルスに侵され狂った虎が侵入して人々を襲いまくる街で、女・子どもを守りながら脱出を目指すことになった元錦衣衛の兵士をシェー・ミャオが演じてます。
これでもか!と狂虎(ゴリゴリのCG)が画面いっぱいに襲いかかってきて正直絶望しかないけど、その襲いかかり方がランダムすぎて当たり判定が甘い時がある。
行動を共にする、生き残った街の人達(のうち特に踊り子ちゃん達)のクセ。
挿入歌がかかる謎の演出。
急にどうした!?と聞きたくなる超スタイリッシュなスタッフロール。
↑グッズ展開あるなら欲しいくらいの急なスタイリッシュ。
最後の最後のラスト、終わり方のクセ。
細かいトンチキシーンを挙げればキリがないですが、我らがシェー・ミャオは憂いを帯びて剣技も冴えて、相変わらずかっこいいです。
錦衣衛のお衣装も似合ってるね!
あと、一人二役してるシーンがあるんですがちゃんと目の表情とか演じ分けがされてて良きです。
トンチキだけど根底はしっかりとした時代劇なのが客を困惑させる、珍しい作品です。