ソウル市内の団地で起きた銃撃事件。国家情報員のイ・ハンギュは多くの死傷者を出し、北朝鮮の工作員を取り逃がした責任を問われクビになる。事件から6年後、イ・ハンギュは探偵まがいの仕事をしていた。ある日、ハンギュは銃撃事件の現場から逃亡した北朝鮮の工作員ソン・ジウォンに出くわす…
イ・ハンギュを演じたソン・ガンホはなかなか印象的な俳優でした。
この人の作品は今作が初めてだったので他の作品も見てみたくなりました。
アクションシーンは最初と最後にあるぐらいで、そんなに多くはないです。
しかし、北朝鮮の工作員のソン・ジウォンの肉弾戦はキレッキレで良かったです。
元韓国の国家情報員のイ・ハンギュと元北朝鮮工作員のソン・ジウォンがお互いに正体に気付きながらも、知らないふりをして一緒に仕事をして絆が深まっていく展開は面白いなと思いました。
ラスト30分で物語が大きく動き出しますが、この展開をもう少し時間をかけて描いてほしかった気もします。
韓国映画にしては珍しく見事なハッピーエンド。
無理矢理ハッピーエンドにした感もありましたが、おかげで観た後の気分は良かったです(笑)