少女の思春期へと突入することでキャラクターが増える設定にも納得。トイストーリーのように、今後も少女の成長とともに続編が作られる可能性を感じた。
前回は「悲しみ」が自分も役に立ちたい、皆の輪に入りたいみたいな動機が空回りするも、最終的に「悲しみ」にも存在意義があるという着地で、個人的に「悲しみ」の行動原理にも共感して好きだったのだが、今作も結局は同じような手法のようにみえて、拍子抜けした気分。
それでも「悲しみ」がやらかした前作でも思ったが、誰かを責めたりするような描写がなく、まるで何事もなかったかのようにともに前に進もうというふうに描いているのには好感が持てた。