ももさく

シュレック フォーエバーのももさくのレビュー・感想・評価

シュレック フォーエバー(2010年製作の映画)
3.7
過去、フィオナが塔に閉じ込められたていた頃、何年たっても王子様の迎えがない時に王様とお妃様は対策として悪党と取引しようとした…そのギリギリの所で取引は中止となる。

一方現在、シュレックは子供達の誕生日会で城にいた。色んな事が重なり、周りに怖がられていて、やりたい事をやりたい時にやれていたあの頃に戻りたい気持ちになっていた。

ランプルスティルスキン(劇団ひとり)見た目はチンチクリン。内面はズル賢い。フィーフィと言うアヒルを大切にしている。「赤ん坊の時の1日」と引き換えにシュレックをパラレルワールドに飛ばし独裁者となる未来に変えた。

他キャラ、沢山のシュレックに似てる族、沢山の魔女、笛吹き男他。

パラレルワールドにて、♪トゥモロ〜トゥモロ〜♪とか♪ずいずいずっころばし♪とか歌いまくってるドンキーはキャラも変わらず。ネコの定番ウルウルお目目、そしてふんわり感も可愛い。フィオナの野生的強さも見所。

自分や大切な人が存在していない事にされたりしたら、そりゃ平凡でも同じ事の繰り返しでも、それがどれだけ幸せな事だったのかって思うに違いないよね。ほんの一瞬だけ、あの頃に戻りたいって気持ちだけは理解できるけど。

シュレックに似てる族が食べてる物、かなり気持ち悪い。そして、クッキーマンがまさかの相手に食べられるってのもビックリ。

ほぼ主役と言えるランプルスティルスキン演じる劇団ひとりがムカつくんだけど、ムカつく演技が上手いって事だと思う。その時の気持ちによってズラを変えるってのも面白い。

沢山の魔女が武器に使う爆弾がカボチャってのも何だかハロウィンっぽさがある。

2度も恋に落ちたって部分は、良かったな〜。あと踊ったり、光って消えたり楽しいシーンや映像もいいしSFが好きな人は多分好きな感じ。

「違う、俺が君に助けられたんや」

エンディングとともにシリーズ1から3までを思い出させるシーンが流れるのも良かった。特典映像の未公開シーン「ピノキオ達の攻撃」も楽しめた。