たむランボー怒りの脱出

裸の銃弾のたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

裸の銃弾(1969年製作の映画)
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大和屋笠のシナリオの中では珍しく“物語として”面白い。
さらに言えば若松孝二の映画のなかでも珍しく“物語が”面白い。

「毎日新聞の広告欄だけは欠かさずに読む殺し屋」とか、大和屋的なキャラクターは相変わらず。
殺し屋ランキングなる設定のもと、No.1の座の争奪というアホなサブストーリーも『殺しの烙印』の延長としてある。

元のタイトルは『やわ肌無宿 男殺し女殺し』。
パンチが効いていてよい。