このレビューはネタバレを含みます
昔、戦場カメラマンのタレントが日本のバラエティ番組で引っ張りだこだった時期があるけれど、こんなに過酷な仕事だとは思いもしなかった。
ある種、伝える事に囚われていないと、使命感や義務感だけではできない仕事では無いだろうか。
今、平和な国に生きていられるからこそ、この映画を映画として見ていられるのだと思う。
映画だから、フィクションなんだけれども、生々しさのあるフィクションだった。
アメリカの州や政治についての知識は人並みにしかないが、アメリカに住んでいる人がこの映画に関してどのように感じたのかを聞きたいと思った。
銃声と鳴き声が妙に生々しいが、1番生々しいのは車内の会話かな。
今から、人が死んでいる戦地に行くのに、車内が妙な空気感で楽しげなのが凄く生々しい感じがした。
あと、赤いサングラスの男、怖すぎる。
アジア人目線で見たら、余計に怖い。
クリスマスを題材にした施設の跡地も内戦を見て見ぬフリする人達がいる事も何だか生々しい。
現在も地球のある国では戦争が起きているし、内戦が起きてもおかしくない国もある。
平和って奇跡なんですね。
これは劇場で見るべき一本。
※日本では、こんな事には絶対にならないと思っている日本人の私たちの思考が1番怖いのかもしれない。だって、この内戦は革命のために始まったのでしょう?多分。
国の現状に不満を持ったら、変えようとするのは当たり前の事だろうに。
日本は・・・・・・?
どうだろう笑