ヨッシャー

男はつらいよ 寅次郎紙風船のヨッシャーのレビュー・感想・評価

4.0
今回は我らが大分県日田市夜明がちょっとですが舞台に。
僕は日田支店勤務時代に夜明周辺は地区担当で周ってたので、当時の駅の姿に思わず泣きそうになりましたよ、変わってないなあ。
僕も転勤族で今の支店が4店舗目、自分の意思で動いてる訳ではないけど寅さんや小沢昭一演じる常さんの気持ちも何となくはわかるかな。
そして転勤族の妻の理想系のような音無美紀子さん、僕はこんな人と結婚したい。
しかし寅さんも年齢を重ね、ヒロインも年相応の相手になるにつれ、重い恋が多くなってくる。
それに対しての岸本加世子、若いし、なんというかもう普通に平成基準でも現代っ子だな。
ここら辺のバランスがよく考えられてる。
今回お互いの最終決定次第で結婚しててもおかしくなかった案件。
しかし、そうはできないのが寅さんであり、渡世人の辛いところ。
そして渡世人の妻の辛いところ。
泣いた。

二十八作目
マドンナ:音無美紀子
ロケ地:福岡県(柳川、甘木、久留米)、静岡県(焼津)、大分県(日田)
ヨッシャー

ヨッシャー