頭空っぽで楽しめそうなやつ…と思ってレンタル。
稼ぎの落ちてきたっぽいホラー系youtuberチャンネルに一人の若者が番組のファンとして裏方で参加。
前回の動画でスポンサーの青汁を禄に映さなかった事で叱られ、急遽次の動画を作成しなくてはならない事に。
そして新人の案で実際に少女が行方不明になったという寂れたビルでエレベーター・ゲームを行う事に…。
ってお話。
日本の都市伝説だと、異世界に行く方法…だったっけコレ。
4階→2階→6階→2階→10階→5階と一人で移動し、5階に着いたら女が乗ってくるが話し掛けてはならない。
乗り込み確認をしたら、1階のボタンを押すもののエレベーターは10階に上昇。
そして異世界へ…
ってやつらしい。調べた。これほぼこれじゃない?階数の移動も全く同じ。
日本の都市伝説だと思ってたけど、海外産なのかな?それとも"ひとりかくれんぼ"の話もしてたから日本のを参考にしたのかなぁ。いつの間にか3階までのエレベーターでも出来るバージョンとかあって手順が複雑だった。
ただこの映画では5階で乗ってくる"赤い女"とやらにフィーチャーしてる。5階で乗ってくる女に話し掛けてもいけないけれど振り返ってもいけない、目を開けてはいけない。
そして最後の到着地点は赤い死者の世界らしい。ふーん、異世界の方が良いなあ行くなら。
なんでエレベーターの上下運動で異世界に…?ってところは分からん。
それにしても、youtuberの面々が4人いるうちメインの演者である男の魅力の無さよ…。
元々youotuberと呼ばれる人達の動画を観ないから余計にそう思うのかしら、物凄い嫌いなタイプよ。
あと優等生っぽい女性とビビリの白人。もう一人の白人女性はたまにチャンネルには出るけど機材いじりの裏方がメインっぽい。
そして実行したエレベーター・ゲームは9階で乗ってきたサラリーメンに破壊されて中途半端に終わる。
新人の青年はもう一回やろう!と言うのだけれど、メイン男がお前…知ってんだろ、と揉める。
行方不明になった高校生は実は新人の妹であって、メイン男のファンだったもののヤリ捨てされ、更にこのエレベーター・ゲームを妹に撮影させて投稿して有名にしてやるとかどわかし、男の気を引きたい妹は実行(冒頭のシーン)結果行方不明に…という経緯らしい。
なんかカスっぽくて嫌いだわと思ってたらカスだった。
お前の妹はただの家出だよバァ~~~カ!って事で解散に。
しかし夜になって家に戻ると電気が…。
例の"赤い女"とやらが着いてきていたみたいで、メイン男は首がポリッとなって死亡。
日本版は誰かが乗ってきたり、途中で止めたらセーフらしいのに海外は厳しいわね、自己責任だからかしら。
で、まぁなんだかんだで助かりそうなキーワードを発見するものの実はただの勘違いで全員死亡。
最後はこういうのやりそう~な感じの女が ついに見付けちゃった例のエレベーター!やるわよ!って感じでボタンを押そうとしたらもうその手でアレでキャー!ってなって終わり。
ラストのスピード感でちょっと笑った、まだやってないじゃん。
いや~、こう…定番の、って感じがして丁度いい感じだったなあ。丁度よく何も考えなくて良い感じ。
低予算感が光るものの頑張ってた方だと思う。ただクリーチャー的なのが全く怖くないのだけは若干の不満。
あんなのになっちゃった原因であるエレベーターに閉じ込めた先輩とやらはちゃんと呪い殺せたのかな?この儀式を通してじゃないとこっちにやって来れないなら手当たり次第なのかなぁ。でもそしたらラストシーンの説明付かないし…。
とかは考えなくても良い感じ。若者がキャー!ってなって死んでいくのを見守るだけのホラー、良い。