才能
文化大革命後の中国・山西省
幼なじみの4人は宣伝工作隊の劇団に所属し、ずっと一緒の時間を過ごしていた
そんな中、改革開放による自由化の波が地方にも押し寄せ、彼らの生活は一変する……
改革開…
ジャ・ジャンクーの作品はいつも記録映画のような距離をとりながら、そこに映し出される人々の口にはしない感情がちゃんと染み込んでいて、突然涙が滲んできたりする
何もない場所だからといって何もないまま生き…
もう 幾度も思っているコトだが
やはり 賈樟柯の映画を知らずして
中国の文化の内面は見えないだろう
然るべき事由による 幻想的かつ曖昧に
それでいて 失わないリアリズムの極致
70年代末~90年…
上海や広州などの大都市よりこういう中国の郊外の抒情的な感じが圧倒的に好きだ。カメラの激しい動きはなく、クロースアップは無く、固定ショットかスローな横滑りの動きがほとんどで、人物たちは時間の中に存在し…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
そこには光しかなかった。ただそこにある静の美に置いていかれる感覚、大きな山を前にしてただ立ち尽くして圧倒されてしまうのと同じ感動だった。切り取りたいシーンがたくさん、全てのカットが、なんて美しい景色…
>>続きを読む2000年に公開された本作は、1979年から91年までの中国の激動の12年間を描いているが、安易なノスタルジーに浸ることなく冷静に時代の変化を切り取っている。ドラマはあるけれど立ち入り過ぎず、役者か…
>>続きを読むほとんど引きのショットだけで構成されてるから、おのずと遠くから「80年代の中国」を眺めている気持ちになる、タイムマシンに乗ってゆっくり通り過ぎている感じで
ところどころで流れる、別に知ってるわけじ…