たぶ

サンザシの樹の下でのたぶのネタバレレビュー・内容・結末

サンザシの樹の下で(2010年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

DVDを持ってるので、シーンを選んで何度も断片的には見ていたのだが、通しでしっかり見るのは2度目かな。(filmarks始める前の鑑賞なので投稿は初)

張芸謀監督の一途恋愛ものとしては「初恋のきた道」があるが、この「サンザシの樹の下で」の方がリアリティがあって良い。

スコアを 4.0 にしても良いとは思ったが、厳しめかな。

途中途中で、間の悪い暗転が入り、ト書きが出る。この間の悪さは張芸謀監督の狙いなのか?

静秋(周冬雨)の笑顔が自然でいいけど、デビュー作なせいか、真顔か笑顔かの2種類の表情バリエーションしかないようにも感じた。
孙建新(窦骁)は、ちょっとチャラさを感じさせる身軽さで軽めのストーカーといった感じ。水着を用意してるところもちょっとキモいと言われかねない行動。周囲の目を気にしてもうちょっと自重すべきでは?とハラハラさせられる。

ラストの死間際の彼のビジュアルを敢えて映像として多めに出すのは、必要なのかな、うん必要かもしれない。監督の狙いを聴きたい。

白血病じゃないと言いながら、結局は白血病だったの?

静秋の友人が堕胎した直後に語った台詞。一般的な男性について言えば、このこともグサリと刺さる真実↓

都是装的,想让你心软呗。男人啊以前的殷勤都是假的,就是为了得手,一得手就变心。(全部ウソよ、あんたを同情させたいの。男って今までのマメさは全部ウソでやりたいだけ。やったとたんに心変わりするんだから。)
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