いわゆる軽口を言い合いながらも、キメるところはカッコよくキメてしまう男の美学系映画。
世に数多ある同ジャンルの中では、とりわけ出来が良いとも言い難い。主役二人を均一に描こうとするあまり、演出がどこまで行っても単調。おそらく二人が映っている時間、喋っている時間もほぼ同じ筈。
演劇と見紛うほどゴリゴリの会話劇なので、画で見せず全部セリフで説明してしまうのもいただけない。
が、いかんせんブラピとクルーニーがカッコ良すぎるので、全然見れてしまう。この二人だからこそ出せる独特の空気感は、やはり魅力的。
出来ることなら、映画館で観たかった…
