ディズニー・プラスの無料お試し期間が今月で終わるのに、それほど観たい作品がない・・・と思っていたら新作追加!
昨年末劇場に足を運んだ『エクソシスト』の新作がイマイチだったので、迷った挙句劇場スルーした本作が公開から3カ月ちょっとでもう配信。これはラッキー。
原題は“The First Omen” 邦題はなぜか“ザ・ファースト”と“オーメン”の順番が逆。
ファースト・オーメンだとなんだかラーメンの早食いみたいに聞こえるからでしょうか(←聞こえません)。
『エクソシスト 信じる者』のせいでハードルを下げて観たせいもあるかもしれませんが、思ったより楽しめました・・・というか、アレッ?『エクソシスト~』の記憶が既にほとんど無い! いやはや・・・
『エクソシスト~』の方はたしか続編でしたが、こちらはタイトルどおり『オーメン』の前日譚。ダミアン誕生秘話と言いましょうか。
冒頭、チャールズ・ダンス扮する神父の登場シーンからもう既視感の連続で作り手のオリジナル第1作への思い入れが伝わってきます。
舞台は1971年、アメリカ人の主人公マーガレット(ちょっと川口春奈似?)は修道女になるべくローマの修道院を訪れますが、そこには若者のキリスト教離れを危惧した教会側の恐るべき陰謀が・・・
たしか1作目の『オーメン』のときも、教会からは不謹慎だと敵視されたのかと思いきや、意外にもキリスト教のPRになるからと歓迎されたんだとか。
信者を増やすためにはもはや手段は問わないということか。
となると、キリスト教の権威を取り戻したいがためにあえて反キリスト的存在を生み出す行為もあながち絵空事とも言えないのかも。
しかし本作のラスト、単に『オーメン』1作目に繋がるだけではなさそうですね。