骨に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『骨』に投稿された感想・評価

3作の中では1番スッと内容が入ってきた
手を重ねるショットがめちゃくちゃブレッソン
ドア閉め,ドア隙間覗き合い,赤ちゃん,バス,人混み乞い,ディスコ,ラジカセ,人だかり,ハンバーガー,子置き去り,ガス中毒,鍵
iszka

iszkaの感想・評価

4.5

ペドロコスタ初期三部作の三作目。

既に『血』でも存在していた人と街と生活を映す力に、より一層のリアリティが付随された。

横移動ショットや、
物乞いをする街のショットは思わずハッさせられる。

ほ…

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BON

BONの感想・評価

4.2

閑靜にも関わらずカメラとともに置いてけぼりにされる。全体の雰囲気がダウナーで登場人物たちの顔は生気が宿っているように見えない。生活困窮者の映画を意図せず連発して観ているが、この世界は沈黙の映像詩とで…

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ちょっとだけダルデンヌ兄弟の『ある子供』。ちょうどココ最近観た『ベイビー・ブローカー』並に赤ちゃんが映る。あとは、ブレッソンの手法が近いのかな。
んな

んなの感想・評価

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横たわるTinaが「しんどい…」って日本語で言ってるように空耳する台詞があって、そりゃそうだよなというか映画全体の雰囲気そのもので笑ってしまった


97年、桜桃の味と同じ公開年
wong

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4.3

血で始まり、骨で終わる。
血縁なんかでは語れない、女性同士のコミュニティが形成されていく。その全ての運動が赤ん坊の存在によって引き起こされる。
溶岩の家の危篤の亡霊、誕生したが明らかに成人としの機能…

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a

aの感想・評価

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骨、ボーン、born、生。時限爆弾のように扱われる赤ちゃんが母を求めて「オギャーオギャー」と泣いているが、一点を見つめたまま、顔をピクリとも動かさない。顔、生気を失くした筋肉と眼。貧困、とことん弱い…

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ROY

ROYの感想・評価

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リスボン近郊のスラム街フォンタイーニャスを舞台に、貧困と無気力にうちひしがれる若者たちの生を透徹した眼差しで描く。

■STORY
青年ヴィンセントは病に苦しむ父親を安楽死させ、墓地に埋める。父親の…

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ゆう

ゆうの感想・評価

4.7

骨になってからの個に対する執着が凄い。

それは原一男氏から直接聞いた、小川紳介や土本典昭の国という大きな物語が崩壊して自分は私小説≒個に至ったと

その個に至る、至らざるを得ない状況下ですら抜け漏…

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