芸能ライターの元夫と高校教師の元妻が有名人に囲まれた生活の中で辿る運命のいたずらを描いたコメディ映画。
2021年210本目。
主演はギルデロイ・ロックハート先生のちょっと前の若かりし頃のケネス・ブラナーが務めますが、これが何ともウディ・アレン的な面倒くさいダメ男を演じており、まるで監督が乗り移ったようでした。完コピです。確かにプロット的に二枚目である必要があり、このキャスティングはハマってましたね。ディカプリオにとっては『タイタニック』の次の出演作ということであの神々しいイケメンを見られるのかと期待していましたが、出番は少ない上によくわからん暴力男を演ってます笑
話は他愛もないですが、最初と最後にベートーヴェンの『運命』を使うなど演出は工夫しています。華麗なる逆転劇が滑稽です。