Hayato

セレブリティのHayatoのレビュー・感想・評価

セレブリティ(1998年製作の映画)
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主人公がまるっきりウディアレンだったのはとりあえず置いといて。

Celebrityがゴシップになる意味って、大衆が普段の変化も華やかさも乏しい生活から抜け出して、自分がこうだったらって思わせることにあると思うんだけど、もちろんそれは妄想に過ぎなくて、みんななんだかんだ地に足つけて生きて行くんだよね。
それが出来ないと主人公みたいに、目の前に何か成功への足がかりがあってもいつまでも満足できなくて、次へ次へと移って何1つ好転しない状況に陥るんだと思う。主人公と別れたそばから女性陣がラッキーになっていくのは皮肉。

最後の主人公の顔と冒頭のHELPが繋がるのが印象的。どこまで監督と繋がってるんだろうね。
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