評価が1点でも満点でも「確かに」と同意できる。体調万全で、そして多少事前知識もあった方が良い。ゴッドファーザー程、長さは感じなかった。全てが新鮮に感じたから。
ただ、軽い気持ちで「来週辺りもう一度観…
きらいとかでは全然ないけど、やっぱふつーに「霧の中の風景」が好きだな。
とにかくセリフを読ませるだけじゃ、映画として人の心は動かせないと思う。心動かぬところに、本当の歴史の継承はないんじゃないかなと…
長い、暗い、静寂…。
空襲される劇場やドイツ軍を襲撃するゲリラなど、凄惨な暴力をあえて明示しないことが恐ろしさを喚起させる…
ギリシア現代史についてはほとんど知識がなかったけれども、侵略者のナチスド…
たとえギリシャの知識がなくても、約4時間にも及ぶこの映画が持つ映像の力には圧倒されてしまう!
この映画はタイトル通り、“記録”。旅芸人の一座が旅する際に、ギリシャでの歴史の移り変わりを見ていく記録…
素晴らしい映画だと思います。ただ僕は一回目見たとき目の前の画面で進行する物語がよくわかりませんでした。二回目も映画館で観ましたが、その時は行ったこともないギリシャ、生まれてない1940年前後の世界に…
>>続きを読む約25年振りに鑑賞しました。
きっかけは昨年、内戦後の旅芸人の公演旅行を扱ったペルーの作家ダニエル・アラルコンの「夜、僕らは輪になって歩く」を読みながら、これは近々アンゲロプロスの「旅芸人の記録」を…
このレビューはネタバレを含みます
エレクトラ、オレステス等々ギリシャ神話を下敷にしたエピソードを含めている点、ユリシーズの瞳と重なる部分があった。ギリシャの占領、反乱の時代が時系列をループするように描かれている。
ヤクセンポーレとい…