このレビューはネタバレを含みます
どうやらアイルランドの妖精譚をモチーフにした作品らしい。
観終わるまで知りませんでした。
さておき、なんの予備知識もなく視聴。
ファンタジーホラーといったところか。
だんだんと上がっていく不気味さ、森の中に閉じ込められている閉鎖感などは楽しむことができた。
ただ、ソリッドシチュエーションものとしては少し弱いような気がしていて、"ウォッチャーズ"に対する、外にコイツらがいるとやばいな、というような恐怖心があまり感じなかった。
恐らくそれは、メインに描きすぎていたせいなのかもしれない。(描き方?)
もっと閉鎖的に描いていたら緊張感もでてきて良くはなったと思う。
実際のビジュや能力は興味深いもの。
もう1つは、キャラが圧倒的に好きなれないという点。強いて言うなら主人公が良く、4人もいるのに紹介が薄すぎる気がする。
脱出間際で惜しくも死んでしまうキャラがいたが、あの犠牲の必要性を感じない。
神話的で後半の正体が徐々に判明していく要素はワクワクするけど、2時間になってもいいからもうひと踏ん張り迫力と壮大さが欲しかった。