Seira

デビルズ・バスのSeiraのレビュー・感想・評価

デビルズ・バス(2024年製作の映画)
3.0
こんな閉鎖的な社会わたしも気が狂う自信がある。
こういうところのしきたりって絶対的だものね。
ただ集落間でしきたりに差異があって馴染めずにいるという。
慣習って刷り込まれてしまってるから
このlow keyな仄暗い演出がまた不気味さを一層引き立てていた。
民族ホラー流行りなのかな?最近よく観る。
途中まで正直鬱屈とし過ぎてて、はいはいまたこのタイプのやつねって興味失い気味に鑑賞していたわけだけれど、最後のシーンで一転しましたね。
面白かった。
あのシーンまでの我慢だったんだ。
血を飲みたいがために敢えて彼女たちを狂わせていって処刑しているようにさえ思えちゃうもの。
子どもたちは独りよがりな正義の犠牲者になりがちよな。
法も宗教も迷信も自然とはかけ離れているからな、結局のところ何が狂っているのかなんて分かりはしないけれど。
とりあえずこのコミュニティに属したくはないなと思う。
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