このレビューはネタバレを含みます
ユーロライブでの試写会に参加。まさかこの会場と映画に深い関わりがあるとは後で知ることに。藤井監督が自主制作時代によく舞台挨拶をされていたと伺って、感謝も感じた。
映画の中身としては、死後の世界というよくある設定ではあって、前半には既視感も感じられた。
しかし、後半は前半に散りばめられた伏線回収と創造性あふれるアイデア、美しい映像と音楽で一気に没入感が高まった。
個人的には各人物のストーリーにはあまり共感ができなかったのは残念だけど、全員が集まる場の空気感や関係性は心地よかった。
津波後のシーンや遊園地のようなエリアなど、セットへのリアリティやこだわりは圧巻でした。
また、随所に藤井監督の過去作品を想起させるキャストや設定もあって、連動性も感じられる。