ルーニー・マーラ目当て。
まずオープニングと要所要所に挟み込まれるカメラワークの演出に酔ってしまい苦痛だったこと、そして主役のペドロがどうにもクズ過ぎる。クズなだけでなく嫌な奴。見た目も含めて好きになれなかった。
こんなにも料理がおいしそうに見えない映像作品は初めて。理由は決してモノクロだからというわけではない。そもそも演出する側もおいしそうに見せる意図すらない気がする。それは厨房で料理を作る人ほぼ全員が別に料理を作りたくて作っているわけでなくて生きるために働くだけだから。
今のアメリカを揶揄するような社会派ドラマだと思うのでモヤモヤが残るのは仕方ないのだろうけれど、色んな意味で自分には合わなかった。