このレビューはネタバレを含みます
●マタギ文化を取り上げた作品。原作も有るが未読。
●勿論『自然との共生』もテーマとして大きいのだが、個人的には『若者二人の"生きることの葛藤"を描いてる』って印象が強い。青春映画と言っても良いかも…
今年は熊が多く目撃され駆除要請がだいぶ来ているようだけど、猟友会の高齢化や駆除に対する報酬が低すぎることから要請を受けられない事態がどこかで起こっている様です。自然保護と言いながら狩猟で生計を立てて…
>>続きを読む余計なものが削ぎ落とされた、静かでシンプルな作品。
台詞が少ないのに、聞き取りにくいのが残念。
方言がわかりにくいとかではなく、普通に音声がイマイチ。
でも、雰囲気は悪くない。
杉田雷麟、寛一郎の演…
森と風と描写、特に山をもくもくと歩く主人公のシーンが印象的。山形の遅い春の訪れが、劇場ですごく近くに感じられた。
特に、熊を追い込むために崖を上るシーンは緊迫して息を飲む。
ヒリつき悩みながらも全霊…
【持続可能性】
この作品は、鑑賞後に考えれば考えるほど面白いというか味わいがあるように感じる。
終盤の若者ふたりで山中を歩きクマを狩る場面は息を飲む。
経済や社会の発展と狩猟の関係はこじれにこ…
雄大な自然の風景や音を映画内に実直に収めてる点は見応えがあった
しかしそこが本物であるが故に
オシャレ古着感のある汚しの少ないマタギ衣装、ブツ切れで撮影してます感のある佇まいなどが浮き彫りになってし…
©︎飯嶋和一/小学館/FANTASIA