【リアルになったのが逆効果】16点
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監督:リース・フレイク=ウォーターフィールド
製作国:イギリス
ジャンル:ホラー
収録時間:100分
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2024年劇場鑑賞20本目。
バカじゃねえの。何、本気でホラーを作っているんだか笑 今作は著作権が切れたらどうなるのかということを知らしめてくれる、ある意味記念碑的な作品かつ、またそれらの愚行を見せてツッコまれまくる作品であるはずなのに、、予算がたくさんついたからといって普通のホラークオリティでやってしまうと、逆に興醒めしてしまいます。ということで、低予算で作られた馬鹿馬鹿しくも憎めない前作よりも普通に劣り、このような点数となりました。
はっきり言っておくと、プーの誕生日秘話やクリストファーとの関係性とか蛇足中の蛇足。こんなもの、興味を持って聞く人なんて一体どれだけいるのやら。予算がついてしまったので、新たにオウルとティガーまで登場し、プーファンならば?ある意味興奮する自体ではあるのでしょうが、その分プーに焦点があてられていなくて、あまり目立ちません。ゴア表現は前回よりやや増えているものの、暗くてよくわからないシーンも多く、決定的なのは、他のキャラクターのせいでプー単体で行うゴア描写が相対的に減ってしまっているのが残念です。
あとこれは、他に同意見の方がいたら嬉しいのですが、予算がついたからか、プーの顔がリアルなクマっぽくなってしまっているのですが、これが嫌です笑 あのヘンテコなマスクを被っていたプーやピグレットだからこそ、なんだこのアホみたいな映画は?!と興味を持ち観れたのに、普通にリアルなクマっぽくしてしまうと、別にプーじゃなくても良くね?と思えてしまうのです。オウルに関してはワンピースのカラスみたいな風貌でして、まずまずカッコ良い感じはしましたが、これ何の映画?と思わされてしまいます。
最早、笑いながらツッコミたくてもツッコメない。ある意味、ただのB級ホラー映画になり得てしまい、そう考えるとプーの要素いらねえな、と感じてこのような点数となりました。出来れば同じく著作権が切れた⚪︎ッキーを題材とするものも作るならば、低予算で低クオリティで完成させてください。このシリーズに高クオリティは求めていません笑 そこのところを製作陣には理解していただきたいです。一応R15。そこそこきついゴア描写はあるので苦手な方は注意してください。