理由なき反抗の作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「理由なき反抗」に投稿された感想・評価

初ニコラス・レイ。夜だけではなく、全編画面が艶めかしい。バサバサ切って行くカット割も全体のテンポを気持ちよくしている。最高。
親が恥ずかしくて反抗する高校生の話、笑えた

バックトゥザフューチャーはこの映画にインスパイアされたんかな?(結構似てる)
何度も試みたドリズラーがいつまでたっても似合わない。アメリカのおじさんか、JDくらい。特に赤は!でもアメカジを教えてくれた映画
No.296[しっかり理由がありました] 68点

主人公のやさぐれている理由が"父親が母親の尻に敷かれているから(男なら強くあれ)"という凄まじい理由で、現代的な観点からみれば即アウトな話題であると同時に反抗に理由がしっかりある。ビジュアル的にもスーツにエプロンを付けさせるという鬼畜っぷりで、徹底的に父性像をコケにしてくる。殴り合って仲良くなるというジャンプ漫画的な展開かと思ったら、度胸比べしたら片方が死にましたという悲惨な映画でもあり、一周回って滑稽すぎて笑いがこみ上げてくる。しかも、定義的に先に降りなかったから死んだ奴のほうが度胸ありってことになる気がするんだが、実際に人が死んじゃったせいでそんなサイコパス発言するやつもおらず、監督のレイまでとっ散らかったのか重要なアイテムっぽかったコンパクトすら簡単に消費しちゃう。そして、最初に死んだやつの話は完全に忘れられ、世代間の確執は同世代への恋愛に向けることで映画的な中和が図られる。

逆にプレイトー青年は両親が居ないことから、ジムとは正反対の感情として"人への執着"を募らせていくのも面白い。人生のメンターが近くに居ないことから、短絡的な"強さ"を求めて暴力に憧れるのは普遍的で、それをそのまま"拳銃"に直結させるのはアメリカ的というかなんというか。そして、棄てられたと勘違いしたことで頭のネジが吹っ飛んだ彼は、最早拳銃に頼るしかない。悲しいけどアメリカンな反抗。そして、アメリカンな死。

そして、完全に添え物なヒロインのナタリー・ウッド関連でエリア・カザン『草原の輝き』へ続く毒親映画の系譜がある気がしている。結局は親への反抗と親からの愛という対立を理解しながらも、その息苦しさから逃れるために云々という式を成り立たせようとしている映画からすれば、度胸比べで死んだアホよりも主役格三人が中心なのであって、その中でもジムと同様に親が嫌いなジュディは女版ジムとして特に注意が払われていないのかもしれない。勿論、二人が同じような境遇で惹かれ合うというのはあると思うけど。印象的なのはコンパクトを渡すシーンで、ジュディはそれを覗くが決してピントは合わない。

あと超どうでもいいけど、サル・ミネオってなんか声に出して言いたくなる名前だよね。
はやと

はやとの感想・評価

3.3
不自由のない生活をおくれている若者たちのとてもワガママな行為。理由なき反抗。理解して話を聞こうというする大人もいるが上手く寄り添えない。
やっぱりこの時代のファッションはかっこいい。
あとはこの作品もだけど50.60年代の映画のカットの仕方とか運転のシーンが苦手。
sleepy

sleepyの感想・評価

4.0
プラネタリウムと十代 ****


原題:Rebel without a cause(米)55年、111分。
登場人物十代の心持はすべてプラネタリウムのシーンに表されている。内容(テーマ)にしろ、きわめて映画的シーンとしても前半後半に現われるプラネタリウムが表するものがこの映画のほぼすべて。これに触れないでこの映画に触れたとは言えない。

「我々の地球の誕生の光がまだ遠くに届かず、ほかの星によって発見されぬ間に我々は再び元のやみに消える爆発するガスと火の海の中へと」。爆発。「天体には再び静寂と冷気が戻る。広大な宇宙と多くの星座の中で豆粒のような地球」「人間の存在などは取るに足りないことに思える」(字幕より)。天文台の学者のこの台詞が表す心持を映像として表現したのが本作と言えるかも知れない。想像を絶するほど広くて冷たい宇宙にひとり浮かんでいるような不安はまさに彼ら彼女ら十代の内面。自分がいなくなっても世界は変わらずあり続ける・・(反面、この台詞は成長した大人には、小さな自身の悩みを小さく、客観視するための慰めとなる内容なのが皮肉だ)。

夜間シーンがほとんどの中、前半の光溢れる天文台テラスのシーンはかなり入念に撮られた形跡があり、映画的ダイナミズムが溢れる構図であり舞台だ。チキンレースは筋上の大事なシーンだが、むしろこの天文台・プラネタリウムのシーンでこそ本作は多くの人の記憶に残るだろうし、監督の描きたいことだったのではないか。

細やかな心理を描き切れていないが(特にミネオとウッド)、本作は「乱暴者」や「暴力教室」と並んで、大人からは制御できず理解できない十代を描いた最初の映画群のひとつとして衝撃だっただろう。米映画は(子役を売りにした映画や「乱暴者」「暴力教室」などを除き)「大人」が主役だったのだから。後のNew American cinemaの映画へ繋がると言われる本作だが、個人的には断絶を感じる。テーマはともかく表現(撮影・編集等)は聖林的なためだろうか。しかしレイ監督はサミュエル・フラー、アルドリッチと並んで大手スタジオと闘って自分の表現を貫こうとした漢であり、十代に添うシンパシーや新しい題材に立ち向かう気概を本作でも感じる。ディーンのアクターズ・スタジオ系の演技は実は苦手で、あまりにセンシティヴな登場人物についてむず痒さを感じるが、これを撮らねば、という意思が映画全体に溢れている気がする。地域警察生活課?の俳優さんが良い。スコープサイズもうまく使いこなせている。ディーンに視線を集める色彩設定も活きている。
ディーン、ミネオ、ウッドは世間という宇宙の中で星座を作ろうとした。

★オリジナルデータ
原題:Rebel without a cause, 1955, US, 製作・配給WB,オリジナルアスペクト比(もちろん劇場公開比を指す) 2.55:1, CinemaScope, 111 min., Color (WarnerColor) , Mono, ネガ、ポジともに35mm。
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ふふい

ふふいの感想・評価

3.9
"I got the bullets!!!. "

ジェームズディーン、かっこよろしいのお!!
しかし高校生には見えん。25歳かな。

LALALAND以来ずっと観なあかんなあと思っていたもの、立川のディスクユニオンで安く入手しました。
途中何度も挟まれるBGM、聞き覚えあるなと思ったらLALALANDでした。笑
リアルトでミアとセブが観ている、グリフィス天文台にジェームズディーンが車で乗り込むシーンや!

ブレックファストクラブよりも激しめの反抗期?この映画をこっぱずかしくて観られないというおじさん友達がいたのですが、言いたいことはわかる。
(自称)これといった反抗期のなかったわたしでもアーアーーと思うくらいの荒れ用!
からの、少しずつ青春日常では片付かない物騒な事態に………

展開、映画として面白すぎるな。サイコーじゃ。そしてジェームズディーンがクリスエヴァンスに似ている。

プレイトー、両親にコンプレックスがあるのはわかるけど友達二人を両親に見立てて家族ごっこするの絶妙に歪んでて怖かったな。
これが見たかったんだなぁ

この時代のファッション好きだ
k170588

k170588の感想・評価

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断片的に何回も見ていたので、通しは初めて観ました。
荒れてました。赤いアンチフリーズを買いませう。
 汽車の上でセーターをまとうシーンがよかった。が、ストーリー的には裕次郎のつまらん映画と同等かも。