このレビューはネタバレを含みます
はっきり言ってクソ。
前半は良かったけど、銃が出てきてからほぼサスペンスが機能してない。
「楽に稼ぎたい」「やめられない」
金を稼ぐという無限の欲望に囚われている男を表そうとしてんのかと思った。
資本主義へのアンチテーゼかな。
正直、照明がよかったぐらい。
役者が悪いんじゃなくて脚本が悪い。
キャラクターの設定もいまいちよくわからないし、キチガイということで犯罪集団をまとめてんのも適当だなと思った。
犯行の主犯の工場の上司にしたって、リアリティが無さすぎる。
「ここが地獄の始まりか」
妙に悟ったようなセリフを織り交ぜてそれっぽいようにしてるのも腹立つ。
残ったのは、うるさくて、しつこい銃声で傷ついた俺の鼓膜だけ。
エンタメ2.1
脚本1.9
美術3.0
構図3.2
役者3.3
音楽3.1
メッセージ2.5