すごかった。
60分の映画とは思えない濃厚さだった。
1700円かぁー、、、って思ってごめんなさい。
もう一回観たい。
心にズシンと来た。
重かった。そしてなんだか、
絵がきれいだった。
机に反射してうつる電気とか。
そういう細かいところがきれいだった。
—————以下ネタバレ————-
絶対に負けないと思っていたことで、負けたと思わされた、その敗北感と。
負けたくないっていう強い気持ちと、もう勝てないという諦め。
このままじゃダメだと、自分がよく分かっているけれども。
そうやってガムシャラに描く彼女は、ただただ必死で、楽しくなさそう。
闘わないという選択を一度は取って、それでも好きなものに打ち込みたいとまた思わされる出来事があり。
私は、私の作品を誇って良いのだと思えたこと。
新たな友情と、損失。
自分とは違う道を進む親友に、気持ちよく見送ってやれない彼女は、
強がる藤野が、あまりに痛々しくて。
一緒に漫画描くシーンが好き。
友情っていいよね。
色々泣いた。
そして、創作の熱意に心を動かされた。