このレビューはネタバレを含みます
想像以上に良かった、明日も明後日も自分の大切な人が生きてるって確証はどこにもないんだなーって思った🙂↕️
伝えたいことは伝えなきゃだめだし、会いに行きたかったらめんどくさがらずに会いに行くべきだな🙂↕️
演出すごく良かった、某制作会社のファンすぎて見るの躊躇ってたけどもうちょっと早く見たかったな。
冒頭の藤野が初めて京本の絵を見たシーンからすごく引き込まれた。自分が一番で自分中心に回っていると思っていた世界に、なにかものすごいものが急に乱入してきて、その世界の理が一気に壊されていくあの感じがとてもリアルに表現されていて、こちらまで息苦しさを感じた。
頑張って頑張って頑張っても届かない領域を知って、プツンと糸が切れてしまったようなか細い声の「やーめた」が辛すぎるなー
人生そんなことばっかだよね、わたしは藤野ほど努力できてないけど😌
耐え難い喪失に直面した際、また立ち上がれるようになるタイミングもきっかけも人それぞれだと思うけど、往々にしてなにか劇的なターニングポイントがある訳ではなく、ただずっとその喪失と共に生きていくのだと感じた。