Hana

めまいのHanaのレビュー・感想・評価

めまい(1958年製作の映画)
4.0
妻の異常行動の真相を突き止めてほい。
そんなこんなで始まったストーリー、オカルトとミステリー系って共存できるの??
わくわく。といった感じで引き込まれたら、中盤であっさりとネタバレ、そっからの展開がもうあれよあれよとびっくりな方に向かってく。

オカルトは怖い。精神異常も怖い。だけどもっと怖いのは?
案外誰もが持ってるものかも。他者に対する抑圧的な支配。
人はときに、それを愛と呼ぶんだぜ。


メモ
こういう男性のこと、なんて呼ぶのかな〜って考えてた。女性の場合は、メンヘラっていう括りに当てはまりそうだけど、男性に対してはあまり使わないよね?
今も昔も、コンテンツ化され消費されるのは女性側なのかもしれない、とかいったらまたフェミニズムクソババアとか言われるのかもね。
作中、神の裁きを受けたのは女性だけで、彼は最終的に高所恐怖症も克服してあの下着屋の女性と幸せになるのかもしれない。そしてその女性の行く末を思ってまた少し身震いする。
ああ、あれだ、こういう男、メンヘラ量産男だ。
Hana

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