刑事であるスコティは同僚を死なせてしまったショックで、高所恐怖症によるめまいに悩まされていた。
ある日旧友から不審な行動をとる妻・マデリンの調査を依頼され、尾行を続けていくうちに彼女の奇怪な行動に翻弄される…
サスペンスの巨匠・ヒッチコックの代表作で、60年前(!)の映画だけれど古臭さは全く感じない面白さだった。
高所恐怖症や夢遊病の心理的な仕掛けや、それを演出するカメラワーク、どんでん返しのプロットなどは現代の映画に通ずるものがあった。
最後まで不安定なストーリーに、めまいのように翻弄された。