えくえあ

ハロウィン IIのえくえあのレビュー・感想・評価

ハロウィン II(2009年製作の映画)
2.5
ロブ・ゾンビ版ハロウィンの続編
前作で射殺されたマイケルは護送中の事故のショックによって蘇生、一年後のハロウィンに再びローリーの前に現れる

ストーリーは正直なんだかよくわかりませんが、全くしゃべらない大男のマイケルの恐ろしさは相変わらず
そしてリメイク版1作目同様に元のシリーズのオマージュが多いですね
今回はハロウィンⅡ、4、5あたりがメインでしょうか
オープニングの復活と病院でのチェイスは完全にハロウィン4とハロウィンⅡですし、正直よくわからなかった後半の展開(ローリーが母親の亡霊に取りつかれたようになるところやラストシーン)もハロウィン4や5のオマージュだと考えると納得です

しかし、監督はどれだけルーミス博士が嫌いなんでしょうか
今回の博士は完全に悪役として描かれていて最後に殺されて気持ちいいくらいです
これだけ悪役に仕立てたんだったら、最後にマスクを被ったローリーに殺させればよかったのになぁ(4のオマージュ的にも)なんて思います

シリーズ見たら少し納得できたので評価あげました(☆2.0→☆2.5)



<以下、本編シリーズ未視聴でのレビュー>
殺人鬼マイケル・マイヤーズの凶悪さ、恐ろしさは健在
正直ストーリーはなんだかよくわかりませんが、彼の存在だけで結構怖いです。
しかしマイケルの内面を描いた母親の亡霊のようなものが頻繁に出てくるのですが、悪霊や幽霊が出てくる映画のようで個人的にはあまりいただけなかった。
マイケル・マイヤーズは「精神病院から逃げ出した精神異常者」という圧倒的な「実在感」と「得体の知れなさ」がその恐ろしさを後押ししているので、この演出はちょっと違うような気がします。
それとルーミス博士の悪事がやたらと強調されてますがそれは必要だったんでしょうか、最後にマイケルに惨殺されてすっきりするくらいしか意味が感じられません...
いつか本編シリーズがちゃんと観られたらまた少し書きます


ciatrより転記
鑑賞日:2018/10/01
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