このレビューはネタバレを含みます
なにこれ、コメディ映画? どっか見所あったか?
ただただ長いだけで、作戦はお粗末、見せ方はジョーク、音楽はコミカルと来たもんだ。自然環境破壊甚だしい爆発だけ。
肝心の戦闘シーンは見えないところから撃ってくるのでただ石が爆ぜたり、ボートに穴が開いたりするけど弾に当たって負傷した描写がまったくない。手で押さえているだけだろ。
じゃあ接近戦はといえば、今度は近すぎる。すぐじゃん、見えるところにいるじゃん。わたし銀玉鉄砲でこういうのやったことあるぜ。
あとさぁ、どこで誰がどんな状況なのかわからなんだよ。地図のカットぐらい入れられないものなの? 誰がどこで立ち往生しているのかわからなかったら、ただ命懸けでどっかに行こうとしている人たちにしか見えないんだわ。
爆発と人員でどうにかなるほど戦争映画は甘くない。
上司からアホな命令を受けたブラック軍隊の悲惨な末路を描きたいわけでしょ? 残念ながら大失敗だ。これだけの名優と予算をつぎ込んで大失敗だ。
世界一どうでもいい3時間だった。