このレビューはネタバレを含みます
お水ちょうだい…
配信まで待つつもりだったが、なんか話題になっていたので劇場で鑑賞。
細かいことは抜きにして、シンプルに1つの作品としてはけっこう面白かった。
人によって意見がめちゃめちゃ分かれそうだし、議論が尽きなさそうなテーマだったので、もうそこには触れないことにする。
登場人物は主に4人
・女教師(奈緒=主人公)
・親友(三吉彩花)
・親友の旦那(風間俊介)
・男子生徒(猪狩蒼弥)
親友のホントの出番はほぼ後半だけだったので、基本的には主人公とあとの男2人で物語が進んでいく。
主人公は、親友の旦那に約6年間にも渡って犯され続けられている。
撮られたくない写真を撮られたり、呼ばれたらホテルでも昼休み中でもどこでもすぐに行くようになってしまっている。
一方、学校では、人妻とホテルから出てきたと噂のたった生徒が問題になっており、担任として面談することに。
そこで悩みを告白されたり、自分の感情を思わずぶつけてしまったことから、その生徒との奇妙な関係が深まっていく。
やがて生徒は主人公に恋心を持つようになるが、彼女に害をもたらす男の存在にも気づく…みたいな内容。
率直な感想としては、とにかく奈緒の演技が印象に残る。
風間には弱く猪狩には強い前半と、吹っ切れたクライマックスにかけての振り幅の広さ。
犯されてるシーンの多さと、ボコボコにされた顔の特殊メイクには驚いた。
(でも胸を揉まれていたのは三吉彩花のほうだった…)
たまに、映画の役に引っ張られてその俳優の印象が変わる視聴者を見かけるけど、そういう点で言うと今作の風間俊介は好感度がだだ下がりしそうなぐらい見事なクズ男っぷりを演じられていた。