だいぶ前に観たのでうろ覚えになってきてるけど、「犬」「Rat Tat Tat」「洗浄」「Void」とそれぞれ監督の違う4話のホラーオムニバス。
僕が観た回はプロデューサーとRat tat tatの監督が登壇してました。
プロデューサー曰く、特にテーマを決めず監督たちの好きに撮らせたら、見事に女性の生きづらさや悲哀がテーマの作品が出揃ったとか。
まさに今の時代を反映したホラーオムニバスと言えるのでは?
4編の中で1番良かったのは「Void」かな。
じわじわと日常を侵食していくワケの分からない"違和感"や"不気味さ"がだいぶ好き。
「イット・フォローズ」みたいなシーンはちょっと笑ったけど。
そもそもVoidて言葉が良いよね。
未体験ゾーンで昔やってた「ザ・ヴォイド 変異世界」も好きだったし。
「犬」や「洗浄」も面白かったけど、もう一超え欲しかった。
「犬」は犬のような女の子を演じてる女優さんが良かったし、良いキャスティングだと思う。
「洗浄」はそれこそ未体験ゾーンにありそうなB級ホラーだった。
近いのでいうと「ビーチ」とか。
「Rat Tat Tat」は雰囲気は良かったんだけど、いまいちよく分からんかった。
分からなさでいえば「Void」も分からないんだけど、シンプルに好みの違いかな。
日本の大御所ホラー監督は駄作を乱発してるけど、こういう作品で若手の監督がどんどん力つけてって頑張って欲しい!