映画化もされた「ビルマの竪琴」で日本人にも深く知られる東南アジアの国・ミャンマー。もともとは周辺国と同じくイギリスの植民地であったが、第二次世界大戦で日本が占領し、激戦地化(「ビルマの竪琴」は日本兵として従軍し、その霊を沈めるべく戦後・僧侶として残った男の話)。戦後は一度イギリス統治に戻るが、1948年にビルマ連邦共和国として独立。連邦国という名称の通り、この辺りはもともとインドネシアなどと同じく多数の民族・宗教が交じり合う国であり、独立後も民族同士の内紛が絶えず、1960~1970年代に誕生した社会主義政権下(実質独裁政権)の経過後、内紛を制定し力をつけていた国軍による軍事クーデターが1982年に起き、国名をミャンマー連邦に改名。その後は国際社会の圧力もあって、2010年の総選挙でこの軍事政権が正式に解散。長らくミャンマーで民主活動を続けていたアウンサンスーチーさんや政治犯が釈放され、民主国家がようやく実現されたが、地方での少数民族による内乱や政治的な動揺を抑えられず、2021年2月1日、再び軍によるクーデターが起こることになる。。
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