このレビューはネタバレを含みます
「人間、疲れるね」「人間、だるいです」
白。母を連れて行った宗教の服。転がるビニール袋。怪しい天使の服。中華屋のエプロン。豆腐。...
カフェの店員とマジシャン、それぞれと出会って3人が話すシーンで印象的なカメラワーク(背後を左側→右側へ動く)があったから出会う人みんなこのカメラワークが何かのきっかけになるのかなぁとかぼんやり思っていたけど、最後の伏線だったのか。
男は喪服を燃やす時躊躇なく、一見するとあっさり火に投げ入れる。
けれどその前に主人公の初恋についての話を聞くときの男はそわそわ、上の空...っていう演出が印象的だった
セリフでも何度も出てくるけど、「優しい」。天使が言ったように「ただそこにいるだけでいい」、でもそれすら辛かっただろう主人公が、徒歩圏内の新しい世界を知って、「ただそこにいるだけ」が出来るようになれたなら良いな。