くっちー

祝日のくっちーのレビュー・感想・評価

祝日(2023年製作の映画)
3.0
少女はもう死のうと思った、ある祝日にー

そんな希穂の人生へのあきらめにも見える試みは、しかし突然現れた自称天使(馬場さん)によって阻止される。

この何とも人間くさい自称天使と一日を過ごす中で、いつも一人だった希穂の世界は他人と交わりだす。そしてそれが彼女が自らのうちに忘れ去っていた想いをしだいに浮上させていく。

終始何か大きな展開があるわけでもなければ、希穂の置かれた環境が改善するわけでもないが、それでも明確に、彼女の中で何かが変わったのだと感じる映画だった。