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イカとクジラのASAのレビュー・感想・評価

イカとクジラ(2005年製作の映画)
3.5
2015.11.20 : 鑑賞@自宅
「マイ・ファニー・レディ」公開に先立って、鑑賞。

誰も悪くない。頑張ってるつもりやけど、うまくいかない。家族やからギリギリ繋がっておれるけど、なぜか相性が悪い。
難し〜い人間関係やった。
こういう時弟くん(末の子供)はとても可哀想に見える…。実際辛いし、末っ子だけに感情を素直に表現できるのも特権。でも案外、すぐにケロッとしていざという時しっかりするのが末っ子やったりする。(体験談)
でも基本的にこの映画の登場人物はみんな感情表現が不器用な感じ。
親だってそりゃ人間やから間違うことはもちろんあるけど〜…こどもに悲しい想いだけはさしたらあかんと、心が痛かった。

ラストシーンが、こわかった。あれを6歳の時に見たらそりゃあ怖いし一生思い出す記憶になること間違いなし。あそこへ行ってみたいと思った。

ウェス・アンダーソン感はほぼほぼ感じんかった、ノア・バームバックさんが初めまして!
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