NozomiE

イカとクジラのNozomiEのレビュー・感想・評価

イカとクジラ(2005年製作の映画)
3.8
「こじらせた」家族の映画。

それぞれの登場人物のイタさが観ていて気恥ずかしいというか、なんというか…。誰しも少なからず経験するような、思春期の葛藤やエディプス・コンプレックス、恋愛の悩みを描いているはずなのに、だいぶこじらせてるし気持ち悪い。繊細さの裏返しだとは思うけれど、気持ち悪い。笑
嫌いじゃないけど。

端々にウェス・アンダーソンらしいなんともいえぬキモさがある。でも、画とか演出は、やっぱり繊細できれいだなって思う。好みは分かれそう
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