プライドの高いエセインテリの父親、恋愛体質の母親、父の遺伝子を受け継いですくすくとクズに成長しつつある長男、の中で感情移入できたのが中学生の弟だけという…
ウェス・アンダーソン作品の一番好きなとこ…
母にも父にもどちらにも肩入れできないしどっちもどっちな感じだが、そこが逆に公平な視点に立って描かれているともいえる。離婚なんて、どちらか一方的に原因があるだなんて言えないものね。。
家族の崩壊に伴…
心理描写が絶妙で痛々しい。タイトルとラストの絡め方、そして余韻。ジェシー・アイゼンバーグってオタクっぽい役がよく似合う。屈折した弟オーウェン・クラインの演技が良い。ひとつ謎なのは、この作品がコメディ…
>>続きを読むちくしょう
うーん、わりとどうにもならない状況に陥ってしまった、ダメな家族の話
もう、自分が自分であることとか、今の現状から脱しようがない時とか、もう、うーー!って感じの感情が、割とライトな感じで…
ろくでもない親にろくでもない自分。すぐに変わることもできないし、誰かと取っ替えることもできない。
そんな状況でも確かに時は流れていて、成長している自分がいる。成長って見えないものが見えるようになるっ…
【記録】
「コメディ版『シャイニング』」と、かのスティーブン・キングに言わしめた恐怖のイタい系コメディ。
自分を客観視できない売れない作家の父親は、一方でどんどんと才能を発揮する母親によって男と…
両親の板ばさみになり、どうにかしたいのにできなくて、うまくいかなくて、迷っている……ような姿を見せる兄弟。
兄弟そして両親、彼らに寄り添うわけでもなく突き放すわけでもなく、そのままを映し出している…
ジェフ・ダニエルズ演じる父親がシンプソンズのホーマー並みにガサツで最高だった。吹き替えで観たのだが開始10分くらいの家族会議のシーン(ポスターになってる場面)の会話とか吹いてしまった。なんか妙にツボ…
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