筋としては、原作にわりあい忠実に描かれてはいるけど、当然ながら、時間の制約もあって省かれている部分もあるので、原作読んでないと、ついていけないというか、分かりにくいところがあるかもしれない。
主人公のルー・フォードは、とにかくクズ。
なのだが、原作を読むと、まわりの人たちのことも含めて、もう少し深く理解できる。
配役は、原作読んだイメージにかなり近くてよかった。
女性2人がきれいだし。
蛇足ながら、原作はジム・トンプスンの『おれの中の殺し屋』。
1952年に書かれたものだが、全く古びてない、すごい作品。