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キラー・インサイド・ミーの教授のレビュー・感想・評価

キラー・インサイド・ミー(2010年製作の映画)
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面白い映画かというと、何が面白いのか?
っていうぐらいのバランスで、人間の本能的な暴力性とか、殺意とか。
「そうだ、殺すしかない」
という情動を描いている「ノワール作品」と言ったところ。

大きな見せ場は暴力シーンのみ。
あとは、地味というか、程よく退屈。
味気ないシーンと、比較的ご都合主義の連続で、往年の古めかしい犯罪映画の再現にも見える。

役者陣も、ケイシー・アフレックのクソっぷりやケイト・ハドソンやジェシカ・アルバ、ビル・プルマンなんかもいい味出して楽しい。

そしてラストの大オチにプラスしてまさかのドライヴさせる大オチ。
人間の俗悪に手を伸ばしながら、最後は超絶コメディで終わる。
イカれてます。
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