よるこ

微笑みをもう一度のよるこのネタバレレビュー・内容・結末

微笑みをもう一度(1998年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

プロムクイーンとアメフト選手の理想のカップルだった二人。全国ネットのテレビトークショーで親友コニーに夫ビルと不倫していることを告げられたバーディ。
娘バニースと共にシカゴから故郷へ戻った彼女は、実家で明るく風変わりな母と女優の妹が置いていった甥トラヴィスと共に暮らす事にするが、彼女は一日中引きこもっている。
娘や母、同級生のジャスティンにたしなめられ、写真屋の仕事にありつき自立しようとする。父は老人ホームに入っていてアルツハイマーを患っている。どこへ行っても注目されうんざり。彼女を好きだったジャスティンに癒されつつもビルを待ってしまう。娘はパパに会いたがり、全部ママのせいだとなじる。うまく行かない関係を取り持とうとしてくれる母を突然亡くし、葬式にやって来たビルに正式に離婚を求められ、パパと行くと追いかける娘を彼は拒絶する。泣く娘をバーディは抱きしめて愛してると伝える。そして母のしわざでジャスティンと付き合うことに。

葬式にも現われなかった母に傷つくトラヴィスを慰めるジャスティンがいいなぁ。祖母と母と娘の愛の物語が切なくも優しくて暖かかった。ジャスティンの存在は必要だったのかなって思えなくもないけど、バニースが母に対して反発する材料としては良かったのかも。
よるこ

よるこ