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赤い風車のogiのレビュー・感想・評価

赤い風車(1952年製作の映画)
3.4
19世紀末のフランス🇫🇷
芸術の街モンマルトルにある有名なキャバレー"ムーランルージュ"に魅せられた画家ロートレックの生涯に触れた作品です。

名門の家柄に生まれたものの、血縁の近い両親の結婚と不慮の事故が原因で、両脚の成長に障害を抱える男性がその人でした。
ひと言で表すなら人を信じられなくて孤独から抜け出せなかった天才画家でしょうか…

自らは裕福だけど、自分の容姿に負い目を感じることから、交際する女性をはじめ簡単に人を信じることが出来ないし疑心暗鬼になってしまい後悔先に立たずといった印象を受けてしまう。でもムーランルージュのとりこだったラストシーンの彼が穏やかで僅かながら幸福感を感じるものでした。

キャバレーショーはフランスを代表するエンターテイメント✨いくつか有名なショーがある中でムーランルージュとリドは違う機会に鑑賞させていただきました。とてもエンターテイメント性が高く雰囲気も最高です!!機会をつくってぜひ鑑賞して欲しいです。
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