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幕末太陽傳のMinCのレビュー・感想・評価

幕末太陽傳(1957年製作の映画)
4.3
フランキー堺の軽妙な狡猾さ!
楼閣の木造二階建てセットがフルに活かされ上を下へのてんやわんや。落語を4つ?もhybridした脚本だそうで、幕末の不穏な騒めきとお色気と笑いと渾然となって最高の娯楽作。
南田洋子がでら可愛い、太陽の季節と衣装が違うだけの石原裕次郎(そこがまた好きなんですよ)、日本人離れした顔立ちを散々ネタにされるファンファン、金子信雄やら小沢昭一やらクセありの役者陣…あーでもやっぱりフランキー堺‼︎なにやら怪しげな薬の調合、実験装置?活版印刷?舶来のワザ駆使して、生き延びてやる〜‼︎

ラストシーンが、例の幻のシーンだったとしたら…歴史的な作品になったでしょうねぇーぁぁ本当に勿体ない
これ、やっぱりスクリーンで見たいなぁ
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